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立候補をする際には様々な書類の提出が求められます。
初めてみたときは書類の多さに面食らいましたが、一つ一つあたっていくとそれほど多くのことを求められているわけではないとわかってきます。
多くは自分の住所と名前を書き込むだけのものです。
しかし公費負担に関する書類は少し複雑です。
説明会に出て初めて知ったのですが、実は選挙に関する多くの費用が公費で負担されているのです。
一番驚いたのが選挙カーの公費負担です。
運転手は「運転手雇用届出書」なる書類で雇用契約を結び、選挙管理委員会が公費で日当を支払います。なんと候補者は運転手に支払いをせず、運転手が選挙管理委員会に費用を請求します。
他にも公費負担となるのは選挙運動用自動車、選挙運動用ポスター、選挙運動用ビラ(4000枚まで)、郵便はがき代(2000枚まで)などです。上限が定められているものは、例え自費でもそれ以上を配ると法律違反となります。
これらは上限の計算方法が決まっています。
例えば選挙運動用自動車であれば
自動車の借り上げ代:1日16,100円以内
燃料代:53,900円(7,700円×7日)以内
運転手の報酬:1日12,500円以内
といった具合です。
立候補予定者説明会で運転手の報酬が低いのではないか、という質問が出席者からありましたが、選挙管理委員会からは「法律ですから」とあしらわれていました。
公費=税金の使い方は法律で厳密に定められているのですね。
他にも選挙公報の原稿があります。
これは白黒なのかカラーなのかがわかりません。
妻が両方作ってくれました。
わかりにくかったのが供託金というものです。
市議会議員選挙では供託金を法務局に納めます。
納める方法は窓口やATMなどがあるのですが,四国中央市の法務局では現金の受け取りができないので松山まで出向く必要があります。
しかしATMは郵便局のものが使えますので、納めるのは楽でした。
納める前にしなければならないことがあります。
それは供託書の記入です。
紙に氏名、住所、金額を記入するだけですが、これを提出できるのは松山なので同様の内容をオンラインで申請します。
「供託ねっと」というサイトで申請するのですが、手順を細かく指定した説明書をもらえました。
仕事の後にそれに従って申請しようとすると、システムの利用時間が月曜日から金曜日までの8時30分から21時まで。
後日申請したら審査があり、認証されてから郵便局のATMで供託金を振り込むのです。
振り込んだ後に、今度は四国中央市の法務局に出向いて印刷された供託書を受け取ります。
納付後にオンラインの審査状況がずっと審査中から変わらなかったので、法務局に問い合わせしなければなりませんでした。
(5日も無駄にした)
そんなこんなで31日には選挙管理委員会で「事前審査」があります。
この時に一応書類をそろえて見てもらい、告示日に速やかに立候補申請できるようにするのです。
ただ、まだ選挙ポスターと選挙ビラの公費負担申請書と実物が届いていません。
印刷所によると、これは11月にずれ込むそうです。
急遽、解散衆院選が決まったせいで印刷所のスケジュールがかなり混んでしまったのが原因だそうです。
事前に選挙管理委員会に問い合わせたところ、告示日までに実物を提出すれば問題ないとのことでした。
あと3週間で投票日です。
ドキドキしますね。
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